月夜の道
冴え渡る月がこの世を照らす、
漆黒の闇夜を裂いて。
鋭い痛みを肌に感じ、
忍者は姿を隠す。
冷たき光があたりを覆い、
全ての音を消去する。
....己の鼓動を心に響かせ、
全ての生き物が息を殺す。
.. 天空の星々に己の命運を握られ、
唇を咬むは。
己の命運に逆らい戦うは。
五臓六腑の限られた命運を、
月夜のレーザービームが照らし出す。
闇に潜みし者、忍者。
我が内に潜みし者よ。
多くの者が、忘れ,置き去りにした物を、
..お前は冷酷なレーザーから守ろうというのか。
.月夜に跳ねるうさぎは、
..月夜に腹鼓を打つ狸は、
...かの者は恐れているか、冷たき光を。
忍者よ出るが良い、そして我と共に月光の下に立つが良い。
暖かき日の元、柔らかき草の上で、
..愛しき地球の内に、休息を摂ることを思うがいい。
..天空の摂理に抗い、人類..を産んだこの地球の上で。
.やがて解るだろう、この.地球と共に有ることを。
なにを恐れる、
暗闇を照らすこの光こそ、
...己の一生を見つめる光。
....月夜に飛び交うレーザービーム。
.....忍者よい出よ。
..いざ、共に歩かん月夜の道を。
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