道を歩く
行きて行きて唯行きて
とろとろと行きて
ふと立ち止まる道端に
赤き椿の花咲いて
見つめるまなこのその奥に
花手折り吸いたる蜜のほんのりと
甘く切なく思い有り
旅の枕の仮宿に
夢見るものは何ならん
行きて行きて唯行きて
歩く姿の我が思い
傍らにうさぎの横様に
侍りし姿の愛おしく
しっかりせよと奮い立つ
この心のやるせなさ
エンドレスの地球上
行きて行きて唯行きて
民族をかき分けて
心そこに留まらず
その先遙か山並みの
訪ね歩く旧跡も
戦禍の後も心なく
枯葉踏みしめ道歩く
'03年2月1日
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